秋桜
ねぇ私たち これからどうすればいいんだろうね 未来(さき)が描けなくて、途方に暮れてる。 あなたは何を思っているの 不安託して重ねた手と手 失くすのが怖いの やっと手に入れた温もり 赤い秋桜を揺らしている 秋の夕日に染められた風 山積みになった本とランプ うまく言えなくて...
Whiskey
カウンターにふたり、 並んですわる。 触れそうな距離、 保ったままで、 あなたの指先、 マルボロの文字、 灰が燻る、 グラスを重ねる。 あなたの求める女の子にはなれないし、 それは私が描いてるものとも違う。 だけどどうしようもなく惹かれている。 あなたに、...
さいごの贈り物
ふと目が覚めて 頬を伝った一筋の涙 ああ私こんなにもあなたを必要としてた 本当に大切なものは失ってから初めて気づくと知ってたはずだったのに こんなにもいま悲しい 出会って近くになって そばにいる時間が、長くなればなるほどに そのかけがえのなさを 忘れてしまっていく...
A Shape of Love
If you say bye to me tonight I can't smile for you But someday I 'll do I want to see you again and tell you My dear I love you Why do...
星空とセーラー
水銀灯が照らす星空を見上げて 凍えながら歩く帰り途 私ふと思ったの どうしてこんなふうに このいまを生きているんだろう したいことをするために 限りある今を生きてるはずなのに 気づけばしなくちゃいけないことに支配されていた 重たい体で起きれない朝も 悪い方にばかり考える夜も...
singing christmas
鈴の音がやけにすてきに聴こえる 気がつけば今年ももう12月なんて ラジオではずっとクリスマスソング おなじみのあの曲が流れ始めてた 小さい頃はサンタさんのプレゼント楽しみで 枕元にくつしたは置かなくなったけど merry christmas 今年もあの日が街にやってくる...
Period.
あの頃のあなたにもう一度会いたくて 私は最後の着信を鳴らす 過ぎ去った季節を繰り返すだけの未来を 報せてコールが止んだ もしもいまが60年代で毎日時間を決めて電話を待つ そんなふたりになれたのなら何かが変わってたのかな あなたと過ごしたあの頃がなぜか懐かしくてしかたなかった...