HumptyDumpty

スポットライトが照らす伽藍堂

遅れる足音 前を見据える

おかしな名前と吐き捨てた

あなたのことは絶対忘れないから

ばらばら散らばった

気持ちを必死に

掻き集める 「元にはもう2度と

戻ることはないさ」彼が嘲る

HumptyDumpty

日の当たる場所がすべてじゃないと

HumptyDumpty

まだわからないの？

そうやって騙るのをやめてよ

気に入らないのはその優越感

己惚れから来る上から目線

気の抜けた炭酸みたいな手抜き

玄人ぶって不精

ちっともクールじゃないよ

ルークのようにしか進めなくても

HumptyDumpty

日に当たる場所がすべてじゃないと

HumptyDumpty

まだわからないの？

HumptyDumpty

泣き顔の後のその沈黙が

HumptyDumpty

痛いほどわかるから

私もいま塀の上