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夢桜

  • 執筆者の写真: Sakura Amane
    Sakura Amane
  • 2016年4月18日
  • 読了時間: 1分

あなたの夢を追いかけてる

私は今でもまだ

去って消えてしまったあの人は

きれいな目をしていた

いつしかそんな感傷が私にこびりついて

夢を口にするその度に

どこかで怖れていた

本当はずっと知っていた

私はちっぽけで小さな名もまだ無い花

満開の桜に憧れた

未熟で まだ咲いたことのない 名も無き花

わかってほしくて泣いていた

抱き締めてほしかった

叫びを殺して噛み締めた

私を見てほしくて

いつしかそんな幼さを持ったまま背は伸びて

年を重ねてそれでもまだ何かに祈ってるまま

本当はずっと不安だった

私はどんな風に空を目指せばいい

手探りで信じきることもできずに

それでも周りには…

それでもいまこの瞬間も貴方はこの声に

耳を傾けてくれているから

私は雨にも散らない

冬にも咲き誇れるそんな桜になろう

強い花になろう


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